地元金融機関と地域商工業者の経営支援に係る連携協定を締結しました
志免町商工会(会長伴義信)は地域金融機関一体となった総合的な地域商工業者の経営支援強化を図るため、平成29年8月21日、㈱西日本シティ銀行志免連合店(志免支店・志免西支店・月隈支店)、福岡県中央信用組合志免支店、亀山支店、㈱佐賀銀行志免支店と、地域の産業活性化に資するための連携に係る協定書及び小規模事業者に対する経営改善への取組に関する覚書を『県内初の取組』として本部ではなく支店単位で締結致しました。
小規模事業者に対する経営改善への取組に関する覚書については保証債務を有する個別事業者があるため福岡県信用保証協会本所営業部が含まれます(当地区所管)。また、高度な経営支援対応のため志免町商工会の上部団体である福岡県商工会連合会(福岡広域連携拠点)も含まれます。
今後は定例的な情報交換や個別対応支援を現場で積極的に行います。既に福岡県には福岡県中小企業振興条例に基づき、県内、各中小企業振興事務所管内に主だった金融機関、市町村、中小企業支援団体、その他関係団体を構成メンバーとする中小企業支援協議会が存在していますが、中小企業支援に係る施策が中心で現場での十分な個別対応支援まで至っていないのが現状で、これを一歩進めるのが狙いです。また商工会と地域金融機関は、互いの強みや経営資源を補完し合い、個店の経営改善の手助けを協力して行うことで地域振興に寄与していきます。
金融庁による金融行政方針の変更で、金融機関も取引先の本業支援に取り組まなくてはならない中、金融機関の本業支援に係る人材やノウハウの不足を商工会が補います。これにより商工会は組織率アップとともにブランド力向上を図って参ります。